自動車保険のリスク細分型
自動車保険の世界では、今ではリスク細分型という考え方が主流となってきています。契約者の状況を細かく分析して、保険料を算出するというやりかたです。インターネットでの自動車保険見積もりサイトが登場して、条件を細かく入力できるようになったことで広まりました。
ユーザーにとっては、お得な算出形式といえますし、ある意味、当然のことといえます。たとえば、リスク細分型の項目として年間走行距離というものがあります。自動車保険見積もりをとるときに、今後1年間でこれぐらい車を使うだろうという走行距離の目安を入力するのですが、走行距離が短ければ短いほど保険料が安くなる仕組みになっています。走行距離が短いということは、それだけ車を使わない=事故に遭う確率も少なくなるということですから、その分保険料が安くなるということです。
またドライバーのレベルや車の使用目的、車の状態もリスク細分型の項目となっています。ドライバーのレベルというのは、免許証の色です。現在、事故や違反をおこなさないドライバーは免許の色が代わります。一番上がゴールド免許ですが、この免許を持っているドライバーは保険料が安くなります。車の使用目的というのは、通勤で車を使うのか、レジャーで使うのか、それとも買い物だけに使うのかといったものです。これも走行距離と同じ、車の使用頻度を図るものですが、使用頻度が少ないほど保険料が安くなります。車の状態というのは安全装備です。エアバックがついていたり、衝突安全ボディになっていたりというふうに、安全面に配慮した車両ほど、保険料が安くなります。
ちょっと面白いのが性別と住んでいる地域です。男性より女性のほうが安くなるようです。また、都会よりも田舎のほうが安くなります。これも交通事故に関する統計データに基づくことなので、女性のほうが事故を起こしくい、また都会のほうが事故に遭う確率が高くなるということなのでしょうね。このへんは個人が変えられることでもないので、自動車保険見積もりをとるときに設定を変えてということはできませんが、いずれにしても、保険会社も保険料を安く押さえるために色々と努力してくれていると言えそうです。